早期退職して起業する際に気をつけること

早期退職して起業する時に気をつけるのは、なんといっても社長になるという自覚を持つことです。

サラリーマンでしたら、平日は9時から17時、土日祝休みかもしれませんが、起業して社長になるということは、24時間365日労働と同じです。雇用契約があるわけではありませんので、1日に1時間しか働かなくても、24時間働いても自由ですが、売上を上げるためには、サラリーマンより長い労働時間になるものです。

早期退職の人が起業して失敗する要因の多くは、その感覚の切り替えが上手くいかない点です。早期退職前までの感覚を、起業してからも引きずっていると、どうしても労働時間で考えてしまいがちになります。起業した場合には、時間ではなく、売上で考えないといけなくなります。サラリーマン時代に月給30万円もらっていたのでしたら、何時間働くのではなく、役員報酬が30万円を超えるまで働かなくてはいけません。1日1時間で役員報酬が30万円を超えるのでしたらいいですが、24時間働いても超えない場合があります。それが、早期退職の人が起業して、最初に躓く要因です。会社にいけば給料をもらえたサラリーマンと社長は違います。

社長は会社に行っても給料はもらえません。社長は自分で給料を作るものです。そこを忘れないようにしてください。

次に気をつけることは、人を雇用する可能性があるということです。人を雇用するということは、人に給料を払うということです。そして、たとえ、自分にお金が無くても、人に給料を払わなくては、会社が営業停止になるということも忘れないでください。人を雇ったら、借金してでも給料を払わなくてはいけません。人を雇って、左うちわの生活を夢見ていたら借金まみれは良くあることです。

そして、そういう失敗する要因の多くが、雇われサラリーマンの感覚で社長をやっている人に多いのも事実です。早期退職して社長になるということは、立場が逆になるということです。誰かに給料をもらうのではなく、自分で給料を作る立場になるのです。